じゃくろのうつぼかずらに張ってあるメモ帳です。
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28日目日記ともいいます。
ので、ちょっと最初の部分は進行関係のものもでてます。
ので、ちょっと最初の部分は進行関係のものもでてます。
しろい、ひかりのとりが まいおりて
銀色はちょっと へんなかおを して
まわりにいた まもるものたちは なすすべもなく ころされて
銀色が しかめっつらをして てったい する。
それが この3週間 つづいてる。
1週間に1度 もりには いくから
3かい おなじコトが つづいてる。
銀色に 儀式をうけて 英霊のチカラ 底上げしても
魔宝を取り返すどころか ひかりのとりに はばまれている。
たくさん ころされて たくさん たおれてる。
でも
みんな また2日も立つと げんきに動いてる。
何人かは 翌日から げんきに うごいてる。
じゃくろ も おなじ。
たくさんたくさん
ころされて いるの に?
紫色がいうには
銀色がよびだした“英霊”は、死ぬことがない って いう。
きおくや のうりょくを なくしてしまうことはあっても 死ぬことがない って いう。
英霊……って たしか 死者のことだよ ね?
もう すでに しんでいるから しぬことがないの かな……?
ほかの 呼び出された ひとたちはどうか 知らないけれど。
ほかの おおきな ものたちが どうかなんて 判らないけれど
おおきなひとたちとは明らかに違う よくのびちぢみする しろい おもち
ちびっこい おもちの そのなかで なにか ぱちぱちと つなが った。
じゃくろの 前は 死者 。
だから いくら かじられても ちぎられても うたれても
ぐちゃぐちゃに とかされたって しろいまま しには しない。
だから ちゃんとした かたちがなくて ふしぎと ふしぎなことに なる んだ。
銀色に “じゃくろ” って呼ばれて ここに いる。
けど、銀色が 呼びだす その前 の しんだ “なにか”
その なにか は ちゃんとした“なにか” が あるわけじゃ なくて
――いうなれば ガスみたい もやみたいに
ぼやっとしていて つかめないし ほとんどみえない けれど そらにある おほしさま?
それが まっくらな世界の 銀色に呼ばれて
まっくらな じごくのような カレイディア で
ガスように 灰のように こなごな で ふわふわ
それが ほんの少しだけ 集まって
だから 白榴石 で じゃくろ なんだ。
じごくの くだもの 柘榴(じゃくろ) から 名前を とられた
白い 隕石のような 石 が 白榴石。
しぬと みんな ほしに なる。
ほしのかけらは 隕石 ていって つよい へいき の もとになる。
だから 紫色は 工匠系 って そう いった。
じごくにあった おほしさまの かけら
だから 銀色は “じゃくろ” って 呼ぶんだ。
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